09/12/2012

マッチャンのワンポイント・カメラ講座(第4回)

人気のこちらのシリーズ、今回が4回目となります。

 

(第1回はコチラ、第2回はコチラ、第3回はコチラ

 

 

9月7日(金)。

 

この日、マッチャンがBs Dreamsのメンバーを

モデルにして、来年のBs CLUBパンフレット用の

写真を撮影すると聞いたので、その現場に行って

きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慌ただしく準備を進めるマッチャン。

 

 

お手伝いしたいのですが、こんなとき素人は

何の役にも立ちません。

 

 

 

 

 

撮影準備の最中ではありますが、あらためて

皆さんにご紹介します。

 

スポーツカメラマンの第一人者、

マッチャンこと松村真行さんです。

 

 

ところで、マッチャン、その傘みたいなの

貸してくれる?

 

 

 

 

 

 

レースクイーン・・・なんちゃって♪

 

 

お手伝いはできませんが、邪魔はしちゃうん

ですよね。

 

 

でも、こんなボケでもちゃんと撮影してくれる

マッチャンは、ホント、やさしい人です♪

 

 

 

 

 

ちなみに、さっきの傘はライトに装着して

間接照明を作り出すのに使います。

 

 

 

はなき(以下、は)「さて、マッチャン、今日の

ワンポイント・カメラ講座、テーマは何ですか?」

 

マッチャン(以下、マ)「今回はスタジオ撮影を

題材にして、人物写真を撮るコツなんかをお伝え

しましょう」

 

は「スタジオ撮影? なんだかボクたちには随分

縁遠いような気がしますが・・・」

 

マ「そう思うでしょ? それがそんなことないん

ですよね。ところで、はなきさん、写真を撮る

ときに気にしなきゃならない重要なポイントは

何だと思いますか?」

 

は「重要なポイント? レンズが汚れてないか

どうかとか?」

 

マ「そう言えばはなきさんのカメラ、いつも

レンズが汚れで曇ってますもんね。でも、それは

あまりに基本的過ぎます。ボクが言いたいのは

“光”です」

 

は「あ、光ね」

 

マ「その光を人為的にベストな状態に作り出す

のがスタジオ撮影です」

 

は「なるほど」

 

マ「まずは、はなきさん、そこに立ってみて

ください」

 

 

 

 

 

は「う~ん、いいねぇ♪ もう1枚いってみよう!」

 

マ「いきませんよ。では、ちょっと気が進まないけど

この写真を使って”光”の説明をしますね」

 

 

 

 

 

 

は「はい。よろしくお願いします♪」

 

マ「いや、ポーズはもういいですから。じゃ、

今日の照明のセッティングを絵にしたので、

そちらをご覧ください」

 

 

 

 

は「マッチャン、安心したよ」

 

マ「何がですか?」

 

は「カメラマンに絵の上手い下手は関係ないんだ♪」

 

マ「ほっといてくださいよ。で、ここに書いてある

キーライト、これが太陽だと思ってください。

撮影のときは、まずこの照明の位置を決めます」

 

は「はい、思った」

 

マ「さっきの写真で、はなきさん全体を明るく

照らしているのがこのライトです」

 

は「太陽、太陽・・・」

 

マ「力強く思い込んでてくれて、ありがとう

ございます。で、太陽だけだとどうしても

影が出ちゃいますよね。その影を弱める役割を

するのがフィルライトです」

 

は「なるほど! 影が気になりそうだなぁと

思ったら、いつもフィルライトを持ち歩けば

いいんですね♪」

 

マ「はなきさんはそうしてください。読者の

皆さんは、ストロボを強制的に発光させたら

同じような効果が得られます」

 

 

さらに美しい写真を撮ろうと思えば、お友だちに

画用紙をレフ板代わりにして、正面の邪魔に

ならない位置で持ってもらったりするといい

そうです。

 

 

 

マ「もうひとつ、さっきの絵にセパレートって

書いてありますよね」

 

は「あります、あります」

 

マ「これも照明です。そして、こちらの効果は

この部分に発揮されます」

 

 

 

 

 

は「わっ! アップはさすがにキツい・・・」

 

マ「そんなことはどうでもいいんですが、

このライトで、はなきさんの右側の輪郭を

キレイに浮き上がらせているんですよ」

 

は「ほほ~う」

 

マ「これはね、逆光をイメージしていただければ

いいと思います。あえて逆光にすることによって

被写体の形がよりハッキリ出ます」

 

は「でも、それじゃ顔が真っ黒け」

 

マ「そこで、またストロボが役に立つわけです」

 

は「なるほど♪」

 

 

 

光を意識してそれを利用すれば、カメラの

世界は大きく広がるんですね。

 

 

 

マ「もうひとつ、これはスタジオ撮影に限らない

のですが、大切なことをお教えします」

 

は「レンズが汚れてないかどうかですか?」

 

マ「違います。フレームワークです。じゃ、

はなきさん、またそこに立ってください」

 

は「え~、またですか~」

 

 

 

 

 

 

マ「顔が全然嫌がってないじゃないですか。で、

これがその顔にピントを合わせた普通の写真です」

 

は「確かに、普通です」

 

マ「プロはこう撮ります」

 

 

 

 

 

は「空間の使い方が違うんですね♪」

 

マ「その通りです。さらに、空間と被写体のポーズや

向きを利用すると、こんな写真が撮れます」

 

 

 

 

 

 

は「わーっ!! なんだか意味はわからないけど、

前途洋々だ♪」

 

マ「こちらは?」

 

 

 

 

 

は「うしろから誰かが追いかけてくるみたいです」

 

マ「こうやって空間を上手に使うと、写真で

いろんなことが表現できます」

 

は「勉強になります」

 

マ「これは球場で選手を撮影するときにも

使えるテクニックなので、読者の皆さんも

ぜひ試してみてください」

 

は「やってみま~す♪」

 

 

 

ってことで『マッチャンのワンポイント・カメラ

講座』、今回はこれにて終了です。

 

 

 

最後に読者の皆さんからいただいたご質問に

お答えします。

 

 

「一眼デジを買ったものの重さに耐え切れない」

という女性から頂戴しました。

 

>三脚持ち込むのも他人様にご迷惑だし、

>前の座席に人がいなければ肘を背もたれに

>固定できるのですが、ままならず・・・

 

と、お悩みのご様子です。

 

 

 

 

 

さ、マッチャン、どうしましょう?

 

 

 

 

 

 

「こちらの一脚をお使いになることをお勧め

します」

 

 

 

 

「場所は取らないし、ブレないので、動きのある

選手も上手に撮れると思いますよ」

 

 

 

とのことです。

 

ちなみに、一脚がないときは、こんな姿勢で

カメラを固定しているんだそうです。

 

 

 

 

 

 

足を組んで、肘を膝の上に載せます。

 

 

 

参考になりましたか?

 

 

 

このシリーズでは、皆さんの写真撮影に関する

ご質問を募集しています。

 

マッチャンに聞きたいあんなことやこんなこと、

ドシドシお送りくださいね。

 

 

さらに、マッチャン、ボクのデジカメを手にすると、

ブレにくい撮影姿勢を教えてくれました。

 

 

 

 

 

マ「脇を締めて左手を固定します。手の平に

デジカメを置いて、シャッターはできるだけ

そっと押してください」

 

は「こりゃ、イイこと教えてもらいました♪」

 

マ「ところで、はなきさん」

 

は「ん? 何?」

 

 

 

 

 

「レンズが汚れてますよ!」

 

 

 

そりゃ、失礼しました・・・